<%@ LANGUAGE="VBSCRIPT" %> <% Option Explicit %> JA鹿児島県経済連

プロフィール
 鹿児島に島津藩の兵士によって持ち込まれた記録は1609年にさかのぼるが、栽培された記録としては、1698年の種子島島主久基が琉球王に使いを出して持ち帰ったものが最初である。1705年には、山川の船乗り前田利右衛門がさつまいもを琉球から持ち帰り、自ら畑で栽培し、近所の人々に分かち与えたところ、たちまちにして近隣諸村に広がり、ひろく薩摩全域に広まっていったと伝えられている。

 さつまいもは、その後来襲する享保の飢饉(1732)、天明の飢饉(1782)、天保の飢饉(1832〜1833)の際には救荒作物としての真価が認められ、全国へ広がっていった。

 鹿児島では青果用は「紅さつま」を中心に各地で栽培が行われえており、超早堀りの5月 から年間を通して出荷されている。

 また、最近では、秋から冬にかけて出荷される、種子島島内で栽培された糖度の高い「安納芋」も知名度があがり、特に首都圏などでは、高級焼き芋として人気が高くなっている。
食べ方と効能
 さつまいもは、一般には糖質やでん粉が多いというイメージしかないが、ミネラルや ビタミンなども多く含んでおり、穀類と野菜類の両方の性格を兼ね備えた栄養に富んだ 食品である。

 しかも、それらの栄養素がバランスよく含まれていることから、準完全 食品とも呼ばれている。このようなことから、宇宙食としても有望視され、NASA(ア メリカ航空宇宙局)でも研究が進められているほどである。
 
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