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2021年11月3日(水)放送分 |
【技術情報】11月の果樹園作業 |
[ハウスみかん]
・今月は、加温開始準備の月となり、確実に花を着けることが最も重要なポイントとなります。
・ハウスみかんで、花着きをよくするためには、23℃以下の低温に長い時間あたれるかどうかがポイントとなります。
・加温開始の目安
@夏剪定を行ってから、潅水や葉面散布等の樹勢回復を実施し、目安として150日が経過していること。
A水挿し調査の着花率50%以上確保すること。
最低、この2点を達成できた時点で加温を始めますが、加温開始が1日遅れると、収穫は3日遅れると言われるため、慎重にかつ1日でも早く加温開始できるよう、営農指導員との協議のもと行ってください。
[中晩柑類]
・今月下旬から加温デコポン、ハウスきんかんの出荷・販売がスタートします。
・最近、朝夕が冷え込んでいるため、着色・内容ともに前進化している傾向です。
・出荷初期のイメージは、今シーズンの販売全体に影響するため、早期収穫による低品位果実の混入や鋏キズ等がないよう、果実の扱いには十分気をつけて下さい。
・ここ1か月の品質向上が勝負となるため、最後の仕上げを頑張ってください。
[果樹苗木の植栽]
・秋植えは離島中心ですが、乾燥やその後の低温により苗木が枯死する恐れがあるため、植栽後はたっぷりと潅水するように注意してください。
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