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2021年12月1日(水)放送分 |
【技術情報】12月の果樹園作業 |
[中晩柑]
・今月は施設栽培の加温大将季、ハウスきんかん、小みかん、露地物のぽんかん、きんかんの収穫・出荷が最盛期を迎えます。
・加温大将季は、JA鹿児島いずみ、さつま日置、そお鹿児島、鹿児島きもつき(根占)がスタートしています。
・ハウスきんかんは南さつまがスタート、12/2から鹿児島市場にて桜島小みかん、12/4からは屋久島ぽんかんの販売がスタートします。
・今年の中晩柑は、全体的に糖度は平年並み、クエン酸は平年並み?やや高い傾向で、8月の長雨などで品質を心配しましたが、その後は天候に恵まれ、果実品質は良好です。
・いずれも年末贈答として出荷・販売されますので、品質を第一に考え、着色した果実から収穫を開始し、早期収穫や鋏キズによる腐敗果混入等のないように品質管理をお願いします。1玉でも腐敗が発生してしまうと、贈答品としての価値を失ってしまうため、腐敗果や腐敗しそうな果実は出荷しないよう、選果・選別の徹底をお願いします。
[ハウスみかん]
・今月はほとんどの園地で加温が始まります。
・ハウスみかんは加温を始めたときに花を多く着けることが重要となるため、加温開始前の水挿し調査や、葉の色など樹の状況を見て、営農指導員と相談して、加温を開始するようにしてください。
・大きな子房の花を作るために、粟粒の花が見えたら窒素主体の葉面散布を行うとともに、加温開始から満開までの日数が約40日になるよう、温度管理を徹底してください。
[果樹苗木の管理]
・果樹苗木の植栽については、秋植えの場合は、植栽後の低温により苗木が枯れてしまう恐れがあります。
・苗木植栽後は十分に潅水するとともに、活着を良くするため、支柱等で樹を固定してください。
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