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2021年12月8日(水)放送分 |
【技術情報】にんじんの栽培管理 |
[鹿児島県のにんじん栽培]
・鹿児島県のにんじんは、122haほどの面積で栽培されており、全国でも冬場の主要産地の一つとなっています。
県内の主な産地としては、南薩地区・枕崎地区などがあげられます。
・栽培については、8月下旬?10月上旬にかけて種を播き、12月?3月頃にかけて出荷する「冬春にんじん」が主流となっています。
・今年は、9月中旬頃の台風接近に伴う降雨や強風の影響により、播種は遅れや一部播き直しの発生が見られましたが、概ね8月下旬?10月上旬にかけて行われました。
播種後は10月・11月の降水量が少なめだったことから、一部生育にばらつきがみられるものの、比較的順調な生育状況となっているようです。
[今後の管理作業]
・降水量が少ないことや10月中旬まで気温が高めで推移したことから、ヨトウムシ類の害虫やウドンコ病の発生が心配されるため、防除基準にもとづいて、初期の防除に努めていただきたいと思います。
・今年は全国的に天候に恵まれたこともあり、順調な出荷が予想されるため、市場評価の高いLM級での収穫に努めてください。
・収穫が遅れてしまうと肥大が進んで、商品化率が落ちるためご注意ください。
・安心安全の取り組みの面からも、必ず生産履歴の記帳をお願いします。
・その他、それぞれ圃場によって、生育状況や病気の発生状況など異なるため、わからないことなどについては、お気軽にお近くのJAの営農指導員にご相談下さい。ご自分のにんじんに合った最善の管理に心がけて、反収アップに努めてください。
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