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2022年1月12日(水)放送分 |
【技術情報】1月の果樹園作業 |
[中晩柑]
・今月は、無加温大将季やハウスきんかん、薩州ぽんかんなどの出荷が本格化します。収穫や出荷の際は、鋏キズによる腐敗果混入等のないよう、丁寧な荷扱いをお願いします。
・収穫の終了した園地は、潅水とお礼肥で早急に樹勢回復対策をしてください。
[ハウスみかん]
・今月はほとんどの園地が花の満開を迎えます。この時期は、加温開始から満開までの日数が、35?40日に近くなるよう細かい温度管理を行ってください。
・生理落果しにくい子房の大きな花を作るために、開花前までに窒素主体の葉面散布を3?4回程度行ってください。
・満開後の園地は、徐々に温度を上げていきますが、急激に上げると生理落果が多くなる場合があるため、生理落果の状態を見ながら温度設定をしてください。
・特にヒートポンプを使った加温は、重油削減の観点から通常HPは暖房機に2度差をつけますが、生理落果次第で1度差あるいは温度差をつけないなど工夫しましょう。
・ビニールハウスのサイド側や谷部分の保温対策をきっちり徹底しましょう。
[露地みかん]
・露地みかんは剪定を行う時期になります。昨年着果が少なかった園地は、逆に今年は表年で着果が多くなることが予想されます。今年の剪定は早目に実施し、春に新しい葉を多く作るように切り返し剪定を主体に行ってください。
逆に着果が少なかった園では裏年で着果が少なくなることが予想されますので、花にかぶさる春芽を間引きして光を当てるようにし、全体的に弱めの剪定を心がけましょう。
・密植になっている園地はこの時期に間伐や縮伐も併せて行ってください。
[びわ]
・近年、寒波の影響を受ける年が続いています。
露地びわは寒害を受けやすい時期となるため、銀袋に紙袋や木毛などを2重3重にするなどして、防寒対策を行ってください。
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